お湯を沸かす際に欠かせないやかん。近年ではデザイン性と機能性を兼ね備えた製品が増えています。その中でも、野田琺瑯の「アムケトル」は、ツヤのあるガラス質と金属の良さを兼ね備えたホーロー製品の代表格です。今回は、このアムケトルの魅力を詳しくご紹介します。
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柴田 文江(しばた ふみえ)
デザインスタジオエス 代表
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、大手家電メーカーを経てDesign Studio S設立。 エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとのプロジェクトを進行中。iF金賞(ドイツ)、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞などの受賞歴がある。武蔵野美術大学教授、2018-2019年度グッドデザイン賞審査委員長を務める。著書『あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ』。
出典:デザインスタジオエス
柴田 文江さんの素晴らしいデザインを少しご紹介します
↑カプセルホテルもスタイリッシュ
↑こういうデザインは本当に難しいんですよね
Contents
アムケトルの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
容量 | 満水時2.0L(推奨容量:1.4L) |
サイズ | 幅230mm × 奥行182mm × 高さ195mm |
重量 | 約1,000g |
対応熱源 | 直火・IH対応(100V・200V) |
カラーバリエーション | ホワイト、ブラック、レッド、ブルー、グリーン |
デザイン | 樹脂製ハンドル・つまみ(プロダクトデザイナー:柴田文江氏デザイン) |
樹脂製のハンドルは90度倒れる設計で収納しやすく、持ちやすい形状になっています。また、フタにはズレ防止の突起がついており、注水時にも外れにくい構造です。
カラーバリエーションとインテリアへの調和
アムケトルは、以下の5色のカラーバリエーションがあります。
カラー | 特徴 |
---|---|
ホワイト | 清潔感があり、どんなキッチンにも馴染む万能カラー。モダンスタイルや北欧スタイルにも最適。 |
ブラック | シックで重厚感があり、ヴィンテージスタイルや和風のキッチンにも調和。男性にも人気。 |
レッド | 鮮やかな色合いでキッチンのアクセントに。モノトーンの空間に映える主役級の存在感。 |
ブルー | クールで都会的な印象。白や黒のキッチンに合わせるとスタイリッシュに、カラフルな雑貨とも相性◎。 |
グリーン | ナチュラルで落ち着いた印象を与え、木製の家具や自然素材のインテリアとよく合います。 |
お好みの色を選ぶことで、キッチンの雰囲気を一層引き立てることができます。
アムケトルの魅力
デザイン性と機能性の両立
プロダクトデザイナーの柴田文江氏が手掛けたデザインは、懐かしさと新しさを感じさせるフォルムが特徴的です。樹脂製のハンドルとつまみは持ちやすく、使う人に優しい設計となっています。
優れた熱伝導率と保温性
芯材として鉄を使用し、その表面をガラス質のホーローでコーティングしているため、熱伝導率が良く、短時間でお湯を沸かせます。また、保温性にも優れており、お湯が冷めにくいのが特徴です。
匂いと汚れへの強さ
ホーローの表面はガラス質で仕上げられているため、匂いや汚れが付きにくく、衛生的に使用できます。お茶やコーヒーを淹れる際も、味や香りを損なわずに楽しめます。
環境への配慮と耐久性
ホーロー素材は酸や塩分に強く、化学変化を起こしにくいのが特徴です。鉄のようにお湯の味が変わることもなく、有害物質も発生しません。また、丈夫で長く使えるため、エコな選択と言えます。ただし、衝撃には弱いため、丁寧に扱う必要があります。
昔ながらの日本製なのに北欧の香りがしておしゃれ
お手入れのポイント
ホーロー製品は、表面がガラス質のため、使用後は中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗浄し、しっかり乾燥させてください。金属たわしや研磨剤の使用は、表面を傷つける原因となるため避けましょう。
まとめ
野田琺瑯の「アムケトル」は、美しさと機能性を兼ね備えた逸品です。豊富なカラーバリエーションからお好みの色を選び、キッチンを彩ってみてはいかがでしょうか。長く愛用できるデザインと品質で、毎日の暮らしをより豊かにしてくれることでしょう。
↑グリーンも素敵ですね
色々なアムケトルがりますね
↑野田琺瑯の白は格別に美しいです