ドローンとは遠隔操作で飛行する無人航空機の総称ことで
軍事・産業目的で使われる、数千万円以上するものから
おもちゃ屋さんで買える数千円のものまであり
大きさも
飛行機くらいの大きさから手のひらサイズまでと多種多様です
その全てがドローンと呼ばれ、価格や目的によって
種類が分けられています
ドローンの種類、トイドローン・空撮用ドローン・FPVドローンについて、それぞれの特徴など
今回は、個人で飛行できるドローンの種類とその特徴について、説明していきます
Contents
ドローンは大きく分けると3種類!トイ/空撮用/FPV ドローン
今回は個人レベルで飛行できる
トイ・ドローン、空撮用ドローン、FPVドローンについて解説していきます!
トイドローン/空撮用ドローン/FPVドローンってどういうもの?
まずはトイ・ドローン、空撮用ドローン、FPVドローンの3種類について、簡単にまとめた下の表をご覧ください
トイ・ドローン
トイドローンは値段が安く、おもちゃ的な要素としてだけでなく、入門機として練習に使うのにも向いています。主に総重量が100g未満で小型なものは、航空法の無人航空機規定の対象外となり、飛行禁止区域以外であれば、気軽に飛ばして楽しめるのもポイント!
飛行性能や機体品質はメーカーによって、差があるので
実績のあるメーカーを選ぶのがオススメです
トイドローンはEachineやHubsan、Holy Stoneなどの有名なメーカーから選ぶのがオススメ
空撮用ドローン
主に撮影目的で使用される空撮用ドローンはelf-leveling(自己安定)とも呼ばれ、ジンバル付きでブレない安定した動画撮影が可能。ドローンメーカーが一番力を入れて、最新技術を導入するマシンが多いのも特徴。飛行安定性や撮影も抜群で誰にでも飛行ができ、画面を見ながらコントローラーで操作します。
操縦・映像伝送にスマホ等と同じ、2.4GHz帯の電波を使用。操作が簡単で、キレイな動画が誰でも撮影できる
FPVドローンにも種類があります
FPVはFirst Person View(ファースト・パーソン・ビュー)の略で、ドローンについたカメラの目線(一人称視点)で飛行を行います
ここでいうFPVはFPVゴーグルを使用して飛行するドローンのことです。
※空撮用ドローンでも送信機(プロポ)に取り付けたスマホやタブレットなどに映し出された映像を見ながら飛行する種類もあります。
FPVはドローンに搭載した映像送信機(VTX)から映し出した映像を映像受信機(VRX)へ電波で送信する方法が一般的です。
ドローン機体から、FPVゴーグル・モニター等への映像伝送には、5.8GHzの電波を使用するので
従事者免許と無線局開局が必要になります。
プロポ送信機での操縦は空撮用ドローンと同じく2.4GHzの電波なので免許は不必要です
レース・フリースタイル用FPVドローン
FPVで機体を高速飛行させるドローンレースで使われるのがレース・フリースタイル用ドローンといわれる機体です。5インチサイズのドローンが使われる事が多い
撮影用FPVドローン
FPVで撮影をする機体もあります。多くの場合高画質カメラ(ゴープロ等)を搭載したドローンをFPVで飛行させながら撮影します。上のレース用ドローンにそのまま高画質カメラを搭載して空撮もできます。
室内や狭い場所ではCineWhoop(シネフープ)と呼ばれる、小回りが聞いて安全性の高いドローンがよく使われます
今までのFPVは5.8GHzの電波を使用するので免許が必要でしたが、
最近のドローン(DJIなど)では、映像をデジタル変換し、2.4Ghz帯だけを使う
免許のいらないFPVも増えてきています
マイクロドローン
ドローンは元々はかなり大きなサイズだったため
新しく出てくるサイズのドローンの種類がどんどん小さくなってきた為、
サイズごとに以下のような区分がされていきました
・DRONE
・Mini Quad(ミニクアッド)6インチ、5インチ、4インチ
・Micro(マイクロ)3インチ、2.5、2インチ、Tiny Whoopなど
上で紹介したCineWhoop(シネフープ)もマイクロドローンのカテゴリーになります
マイクロドローン(3インチ)
プロペラサイズが3インチサイズのドローン。
屋外の飛行でも楽しめるパワーがあります
また現在(2023年6時点)では100g以上のドローンに対して、多くの規制があり飛行できる場所が少なく、飛行手続きも面倒なので、規制対象外の100g未満ドローンにできる3インチは注目のカテゴリーです
マイクロドローン(TinyWhoop)
Tiny Whoop(タイニーフープ)はマイクロドローンのなかでも極小サイズで、軽い機体はなんと20g以下!
飛ばす場所の多さ(気軽に飛ばせる)と、フリースタイル飛行の楽しさはピカイチ
屋内でも楽しめ、風が強くなければ屋外でも楽しめます
性能の良いカメラを搭載したモデルもあり、レースも多く開催されており
ドローンの中でも著者イチオシのカテゴリーです
Tiny Whoop(タイニーフープ)には65mm・75mm・85mmなどのサイズがあります
まとめ
【ドローンの種類】
トイドローン
空撮用ドローン
FPVドローン(レース用・撮影用・マイクロ<3インチ・Tiny Whoop>)
について説明してきました
厳密にいうとそれぞれの種類をまたがっている機体もありますが
大きく分けると、ドローンは今回のような種類で分けられます
ドローンに興味のある方に、
少しでも、参考になれば嬉しいです