Design
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ラジコンをアップグレードする時
最初の段階で、基本のオプションパーツとしてよく出てくるのが、ボールベアリングでのフルベアリング化。

このボールベアリングの必要性を考えつつ
グラスホッパーなどに最初から装着されているプラベアリングと比べて
どのくらい違うのかを実際に検証してみました!

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タミヤグラスホッパーにもボールベアリングの効果は的面だった!

上に実際の検証動画がありますが

同じマシンのフロントタイヤに
プラベアリングとボールベアリングをはめて、



同一条件(重りとケーブルで重力を使ってタイヤを回転させました)で回転させて検証した結果
ボールベアリングの効果は絶大(当たり前でしょうが)でした

回転の滑らかさと回転数・時間共にプラスチックベアリングを大きく上回りました

プラベアリング回転持続時間:約5秒
ボールベアリング回転持続時間:約9秒

17.64gの重りを使用
重りをケーブル(伸びない材質)につけ、ケーブルを巻きつけながらタイヤを2回転させた場所から手を離して測定しました
↑ボールベアリングは1,47g
↑プラベアリングは0,34g
2回検証して2回ともボールベアリングの方が長く回っていました。
プラベアリング回転持続時間:約5秒・ボールベアリング回転持続時間:約9秒

ベアリングには色々種類がありますが、今回の検証にはイーグル模型のボールベアリングを使用


ボールベアリングにする意味と効果

検証の結果、ボールベアリングの効果は実感できましたが、
実際の効果は以下が挙げられます!

  • 軸受けなどの抵抗を減らし回転数が上がる
  • マシンのスピードアップ
  • スムーズな回転を生み燃費向上
  • 車軸を安定させタイヤの摩耗を減らす

ボールベアリングは消耗品!?

ボールベアリングは常に清掃&注油などのメンテが必要ですが
ある程度ダメージがでたら交換する必要がある消耗品です

また使われている素材や精度の違いなどで種類もさまざまです
値段の高いものは精度も品質も高い事が多いです

↑スタンダードなベアリングは低価格ながら、精度や耐久性も初心者には十分満足できるレベルでしょう

↑ラバーシールでカバーされて、砂が入りにくい仕様。外で走行場所が多いマシンや砂が入りやすい箇所に使うとベアリングへのダメージを軽減できます

↑セラミックベアリングは内部のボールにセラミックを使用。耐久性が高く、転がり抵抗も低いのが特徴。高価なものが多い

↑清掃後には注油をしましょう。オンロードはさらさら系の軽め、オフロードは粘度高めの重めがおすすめです。

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まとめ

マシンアップグレードの第一歩ともいえるのがボールベアリングの装着でしょう。

スタンダードベアリングであれば値段も安いので
つけない理由がみあたらない位、効果も高いアイテムです
しかしメンテナンスは必須になりますので、性能を維持するためにも
定期的なメンテナンスを心がけましょう。

種類も価格もさまざまありますが、状況と目的に合わせたものを選び、
メンテナンス(洗浄と注油)でマシンの状態を最大限に引き出したいものです。

脱脂について

ベアリングを脱脂〜注油すると性能が上がる!?
とよく言われますが、脱脂〜注油したベアリングは確かによく軽く回りますが、
研ぎ澄まされた刀のような状態で、その状態は長くは続きません。
日常使いで脱脂〜注油したベアリングはダメージを受けやすく、長く良い状態は保てないという事も知っておきたい情報です。

↑ねじを六角ねじに交換すると整備性が格段に上がります!
↑うまく曲がらない!?そんな時はまずトー角をみよう
↑ボディのステッカーを自分で作るとすごく楽しいですよ〜
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