
ラジコンのメンテナンス完全ガイド|掃除・消耗品交換・ガタ取り・強化パーツまで【初心者〜中級】
Contents
なぜ“メンテ”が面白いのか
- 走りが目に見えて変わる…清掃や注油だけで直進性や静粛性が改善。レース前に差が出る。
- 壊れない=遊ぶ時間が増える…消耗品の早め交換でトラブルを未然に防止。
- 学びが積み上がる…ギヤ比・デフ・ダンパーなど、仕組み理解がセッティング力に直結。
RCメンテ“4本柱”で考える(基礎→効果が出やすい順)
① 汚れを落とす(毎走行後)

- 大きめのハケや歯ブラシで砂・ホコリを払う
- エアダスターはベアリングへ直当てNG(ゴミを押し込むため)
- 電装(受信機・サーボ・ESC)は乾拭きとブロアの弱風で。
→ 清掃はすべての基本。まずは「汚れを溜めない」。
② 消耗品を交換する(走行時間や症状で判断)

- ベアリング:回転のザラつき・異音・回転ムラで交換/洗浄→注油。
- ダンパーオイル:底付き・跳ね返りが速すぎる/遅すぎる→番手を見直し。
- ギヤ・ピニオン:欠け・摩耗・騒音増→早めに交換。
- タイヤ:グリップ低下・偏摩耗→ローテ/交換。
③ 緩み・ガタを直す(週1〜月1)

- ねじ増し締め、サスピン/ハブのガタ取り、リンケージのバックラッシュ調整。
- 走行直後は樹脂が熱で“落ち着かない”ことがあるため、冷めてから増し締めが確実。
④ 強化・アップグレードで“育てる”(随時)

- ベアリング化、オイルダンパー、ハイトルクサーボセイバー、アルミステア、低摩擦ギヤなど。
- 目的は壊れにくさ&調整幅を増やして“自分の走り”に近づけること。
走行前後ルーティン
走行前(5〜8分)
- タイヤ割れ/ナット緩み確認 → サスの動き(左右差) → ステア直進出し → バッテリー電圧と配線チェック。




走行後(10分)
- 乾拭き+ハケで清掃 → タイヤの石拾い → ベアリングの回転チェック → ネジ増し締め → ダンパー滲み確認。




月次点検(目安)
- ダンパー:オイル交換/エア抜き
- デフ:作動確認(引っ掛かり・スリップ)
- 駆動系:ギヤ歯面・ピニオンの摩耗
- 電装:受信機&ESCの埃除去、配線の被覆割れ確認。
作業をラクにする“基本ツール”

- 精密ドライバー/六角レンチ/ナットドライバーが揃うタミヤ 8点ツールセット。ビギナーの“最初の一式”に最適。
- 清掃用ハケ、歯ブラシ、ペーパータオル、綿棒。
- ベアリング用オイル、モリブデングリス。
- 走行後の充電管理にPSE適合のLiPo充電器。
はじめての“注油&オイル”超基本
- ベアリング:パーツクリーナー等で洗浄→乾燥→少量注油(差しすぎは抵抗増)。
- ダンパー:路面に合わせて番手を変更。柔→路面追従、硬→姿勢安定。まずはタミヤの定番番手から。
- ギヤ:モリブデングリスで潤滑し摩耗と発熱を低減。

タイヤにも使えて便利な多用途スプレー
Amazonで買える“はじめの10選”(入門〜中級の定番)
※販売可否や在庫は時期で変わります。商品名で検索してください。
- タミヤ 8点ツールセット(No.85/74085 など):基本工具一式。
- モリブデングリス(87022):ギヤ&軸受の潤滑に。
- ベアリングオイル(AXON/NINJA等):回転復活の定番。
- タミヤ ダンパーオイル(各番手セット):足まわりの要。
- オイルダンパー(TT-01/TT-02向けセット):入門シャーシの体感UP。
- ハイテック X1 Pocket II 充放電器(PSE):安全にLiPo管理。
- 精密ブラシ&クリーニング用品:粉塵除去の必需品。
- ターンバックルレンチ/車高ゲージ/キャンバーゲージ:ガタ取り&足回り基準出
- スペアギヤ・ピニオン:摩耗前交換で静粛&効率維持。
- メンテ効率UPの一体ワッシャー付きビス:脱着サイクル多い箇所に便利。

よくある“NG”
- 強風エアでベアリングに直吹き→ゴミを押し込む。
- 注油しすぎ→抵抗増・飛散でホコリを呼ぶ。
- 走行直後に増し締め→温度差でトルク変化。冷めてからが基本。
まとめ
メンテは「汚れを取る → 消耗品を替える → ガタを直す → 強化で育てる」の順で進めると最短で“走りが変わる体験”に辿りつきます。まずは清掃セットと注油・グリス、そして安全な充電器から。今日の1回の手入れが、次の1パックの楽しさを大きくします。


























